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2018年05月20日

宮城県が防潮堤施工ミス

巨大防潮堤建設問題について、気仙沼市の内湾地区で建設中の防潮堤で、事業主の宮城県が高さ設定を間違え、計画よりも22㎝高く防潮堤を建設しました。
これに対し、宮城県の村井知事は間違いを認め謝罪しつつも、間違った高さのまま防潮堤を建設させるとのこと。
謝りつつ強い口調で強引に推し進めるのはよくあること。
村井知事はコンクリートが大好きなことで有名で、無人島へも防潮堤建設を進めてきた経緯があります。

22㎝という高さは微々たるものと感じるかもしれません。
しかし、これまで様々な議論をし、やっとの思いで結論が出たのに、蓋を開けてみれば「間違えました。でもこのままでやります」ってどうかしているとしか思えない。
気仙沼市内で非公開で行われた会議の終わりに、声高々に明るく「お疲れっした!」と言って足早に立ち去る知事(非公開会議出席者の感想から)。
村井知事はやっぱりそういう人なんですね。。
残念でなりません。


以下、河北新報オンラインから転載
住民の意向を無視するような宮城県政トップの姿勢に、内湾地区の住民が怒りを爆発させた。住民団体が約1カ月の議論を重ねて出した「造り直し」の意見を採用せず、村井知事は間違った高さのままでの建設を断言。住民たちは「これまでの議論は何だったのか」と不満をぶつけた。
「皆さんの総意とは正反対の意見かもしれないが、県全体の利益を考えて選択した。理解してほしい」
住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」が会合で協議し、「造り直し」の意見でまとまった直後、村井知事はこう切り出した。 4月14日にミスが発覚後、住民団体は意見集約を続けてきた。「造り直し」か「現状のまま設置」かで割れる中、防潮堤の背後地にある「魚町二区自治会」が造り直しを強く求めたこともあり、最終的に造り直しを求める方針を決めた。
それと全く反する知事の発言。出席者からは「結論ありきだったのか」「われわれが評価しない物を造るのか。負の遺産が残る」など批判が噴出。菅原茂市長も挙手して発言を求め、「県の方々には、住民に対して聞く耳を持ってほしい」と口調を強めた。
魚町二区自治会の藤田淳逸会長は「憤りを感じている。こんな横暴が許されるわけがない」と怒りをあらわにした。

畠山信





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Posted by 森は海の恋人事務局ブログ at 16:56│Comments(0)防潮堤建設について
 
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