ハタボー日記31 気仙沼の宿泊施設について

森は海の恋人事務局ブログ

2011年05月27日 21:24

現在、気仙沼市や近隣の市町村にある宿泊施設は予約が取れにくい状態にある。
理由は仮設住宅や電気関係の業者、ボランティアや被災者の受入で部屋が埋まっているから。
宿泊施設の方からお話を聞くと、この満員御礼状態は7月中旬まで続くとのこと。(今のところ)
しかも、宿泊施設にとっては良いことだけではないらしい。
被災者の受入は地域の為にも重要だが、いろいろと問題も出てきている。
たとえば、宿泊料金は原価またはそれ以下(県が負担)。
郵便物や来客の対応に追われるため、通常の営業体制では追いつかない。
つまり受け入れた分だけ赤字になっていくということ。
しかもその部分に対する支援は無い。
企業努力だけでは補うことはできないようだ。
継続を考えるのなら、県が、せめて実費だけでも宿泊施設へ支払うべきと思う。
宿泊施設は被災地に残っている重要な企業(雇用の場)なのだから。


畠山信


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