ホタテ貝のつながり

森は海の恋人事務局ブログ

2023年01月19日 15:10

『ホタテ貝のつながり』
事務局の掃除をしていたところ、24年ほど前の写真が出てきました。理事長と副理事長がスペインのガリシア地方を旅していた時の写真です。
壁にホタテ貝の装飾が施されたスペインのサラマンカ大学にある「貝の家」。




ホタテ貝はキリスト教十二聖人の一人、聖ヤコブ(サンチャゴ)の御印でもあり、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者のシンボルにもなっています。
ギリシャ神話の女神ヴィーナスとともに描かれているホタテ貝には「豊穣」や「再生」の意味があり、巡礼という行為を通じてその場所に古い自分を葬り、目的地に辿り着くと新しい自分に生まれ変わるということを意味するそうです。

ガリシア地方山間部の教会の裏手には墓地。
ホタテの貝殻で装飾されています。




若かりし頃の副理事長。



この旅を経て、理事長 畠山重篤は1999年に「リアスの海辺から」(文藝春秋)を上梓しいたしました。
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