2012年11月07日
巨大防潮堤建設問題について 気仙沼市の動き
巨大防潮堤建設問題について、各地区の住民が少しずつ動き出している。
今はとにかく時間がほしい。
住民がそれぞれちゃんと動き出すための時間。
住民が主体となり自分たちの意見をまとめ、要望書として提出する地区が増えてきた。
一方で、行政(気仙沼市)の対応はどうかというと、少々姑息な手段に出てきているように見える。
たとえば、気仙沼のある地区の行政説明会では、「土地の嵩上げの説明」としての地権者にしか通知が行かず、他の住民は蚊帳の外であった。そして説明会の中身は防潮堤についての説明会であったそうな。
また、行政説明会で実際に説明する市役所職員は、他地域から支援に来ている行政職員だったりする。つまり、地域の事情を知らない人間が説明するため、行政のやりやすいようにしか説明しない。
実際に、ある説明会で気仙沼市都市計画課職員が住民に対して強い口調で説明していた。
でもこの職員、他県からの支援で入っている職員である。都合の良い楯なのだろう。
この、都市計画課の職員、住民の間では「強い口調」「言い方が悪い」で有名である。
さらに危惧されるのは、気仙沼市による「なし崩し作戦」。防潮堤建設に賛成の地区からどんどん建設を進め、その勢いを反対している地区住民へ広げ、精神的に憶病にさせて心を折る作戦。
意図しているかどうか分からないが、実際、現在はそのように動いている。
(↑これ、私の思い違いかな、と思っていたら、同じ考えの気仙沼市民が意外に多かったのでブログに記す。)
この姑息な手段、気仙沼市長は知らないのではなかろうか。
ちょいと気になる。
気仙沼市からの「説明会やります」情報がめっきり減った、というより、こっそりやっている感じ。
もちろん、気仙沼市唐桑町の只越地区のように「防潮堤を造ってほしい」という地区はあるのは確かだ。
現在のところ、防潮堤が建設されないと思われる集落は唐桑町西舞根地区だけ。
計画ができる前に、住民が意思表示したからである。
未だに意見集約すらままならない地区もあるなかで、そんな地区に生まれ育ったことを誇りに思う。
そんな西舞根地区ですら、防潮堤は建設しないことが確定されたわけではない。
「防潮堤が必要ないとする検証をしなければならない」
気仙沼市長の言葉である。
いつ、どんな検証をするのか、未だ気仙沼市からは一切音沙汰が無い。
堪忍袋の緒が切れかけている気仙沼市民が急増してきたように思う。
いざとなったらどうするか、という話も各地で出始めた。
現代の百姓一揆は、いったいどんなものになるのだろうか。
畠山信
今はとにかく時間がほしい。
住民がそれぞれちゃんと動き出すための時間。
住民が主体となり自分たちの意見をまとめ、要望書として提出する地区が増えてきた。
一方で、行政(気仙沼市)の対応はどうかというと、少々姑息な手段に出てきているように見える。
たとえば、気仙沼のある地区の行政説明会では、「土地の嵩上げの説明」としての地権者にしか通知が行かず、他の住民は蚊帳の外であった。そして説明会の中身は防潮堤についての説明会であったそうな。
また、行政説明会で実際に説明する市役所職員は、他地域から支援に来ている行政職員だったりする。つまり、地域の事情を知らない人間が説明するため、行政のやりやすいようにしか説明しない。
実際に、ある説明会で気仙沼市都市計画課職員が住民に対して強い口調で説明していた。
でもこの職員、他県からの支援で入っている職員である。都合の良い楯なのだろう。
この、都市計画課の職員、住民の間では「強い口調」「言い方が悪い」で有名である。
さらに危惧されるのは、気仙沼市による「なし崩し作戦」。防潮堤建設に賛成の地区からどんどん建設を進め、その勢いを反対している地区住民へ広げ、精神的に憶病にさせて心を折る作戦。
意図しているかどうか分からないが、実際、現在はそのように動いている。
(↑これ、私の思い違いかな、と思っていたら、同じ考えの気仙沼市民が意外に多かったのでブログに記す。)
この姑息な手段、気仙沼市長は知らないのではなかろうか。
ちょいと気になる。
気仙沼市からの「説明会やります」情報がめっきり減った、というより、こっそりやっている感じ。
もちろん、気仙沼市唐桑町の只越地区のように「防潮堤を造ってほしい」という地区はあるのは確かだ。
現在のところ、防潮堤が建設されないと思われる集落は唐桑町西舞根地区だけ。
計画ができる前に、住民が意思表示したからである。
未だに意見集約すらままならない地区もあるなかで、そんな地区に生まれ育ったことを誇りに思う。
そんな西舞根地区ですら、防潮堤は建設しないことが確定されたわけではない。
「防潮堤が必要ないとする検証をしなければならない」
気仙沼市長の言葉である。
いつ、どんな検証をするのか、未だ気仙沼市からは一切音沙汰が無い。
堪忍袋の緒が切れかけている気仙沼市民が急増してきたように思う。
いざとなったらどうするか、という話も各地で出始めた。
現代の百姓一揆は、いったいどんなものになるのだろうか。
畠山信
Posted by 森は海の恋人事務局ブログ at 00:52│Comments(0)
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