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2011年05月14日

ハタボー日記23

防塵マスク等の物資の提供受付を締め切らせて頂きます。
ご支援いただき、心から感謝申し上げます。

また、本日はなんと軽トラのご提供を頂きました!
しかも、栃木からご自分で運転し届けてくださいました。
こういう事態では軽トラは威力を発揮するため、とても助かります!

ハタボー日記23


さっそく仲間に連絡して作業員に防塵マスク、手袋等を配布。
軽トラも明日からのガレキ撤去作業で使用させて頂きます!
本当にありがとうございました!!
ハタボー日記23












現在、気仙沼市内にいくつ支援団体が入っているのかは誰も分からないと思う。
唐桑町にもいくつかの支援団体が拠点を持ち、それぞれが避難所や被災した各家に聞き取り調査も実施している。
実際、私の家(実家)にも来てくれ、情報と物資の提供をしてくれた。
ただ、それぞれの団体が同じ場所に同じような聞き取りに来ることがある。
支援団体の横の繋がりが必要だと感じていたところ、
さすが市民団体、さっそく情報交換の場が設けられた。
お互いの情報交換がなされ、あっという間に横の繋がりができた。
目的が同じでも、公だとこうはいかない。
市民団体の柔軟さと対応の早さに感服。
被災者として、これほど頼りになる人たちはいない。
ハタボー日記23






下の写真は唐桑町の宿浦漁港。
海には家の屋根が浮かんでいる。
ハタボー日記23

漁業者として、いつから海に出て仕事ができるのだろうか。
焦っても仕方がないことは分かっているものの、
早く海に出たいという気持ちは抑えきれるものではない。
昔、長老たちが「海に出てねぇと息苦しい」と言っていたが、今は痛いほどよく理解できる。





季節は巡るもので、海辺の水田からカエルの合唱が聞こえてきた。
生き物の強さを感じる。
油と海水が覆った水田ですら、季節が巡る。
私たちだけ、時間に取り残されているように思えた。


畠山信





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Posted by 森は海の恋人事務局ブログ at 23:25│Comments(0)徒然日誌
 
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