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2011年09月30日

ハタボー日記57 新しい地域づくりとエネルギー

先週の台風の影響はそれほどではなかった。
舞根の川は激しく増水し、水浸しになるエリアが増えたものの、大きな被害は出なかった。
舞根には、冠水して困るものは特に残っていないのだ。




こちらには、メディアも含め日常的にいろいろな方がお越しになる。
話を聞き、話をする。
話の内容は、大よそ2パターンに分かれる。
①国や県への不満と期待の話。
②国や県を頼らない新しい国への脱皮の話。
私個人の意見としては後者。
どうも「ぶらさがろうとする根性」が好きになれない。




エネルギー問題(原発も含む)に関しては、正直どうもよくわからない。
「原爆投下された地域ですら100年以内に都市ができている」と、言う人もいれば、
ガイガーカウンターを常に持ち歩く一般の人もいる。
原発はCO2を排出しないらしいが、原発で発電するに至るまではCO2を排出する。
太陽光発電は環境にやさしいが、太陽光パネルの製造過程ではどうなのだろうか。
それぞれの専門家にも聞いてみたのだが、どれが正しいのかはさっぱりわからない。

環境に配慮した新たな地域づくりのため、自然エネルギー(太陽光、バイオマス、風力、波力、地熱等)についても
調べてみた。
いくつかを組み合わせれば、家庭内電力をなんとか補えそうだ。
問題は工業用電力。





集団移転を希望する地域は増えてきている。
それぞれが「モデル地域」を目指している。
特色を活かした地域づくりは震災前からもあったが、
物理的に何もないというスタート地点からの地域づくりは皆初めてだと思う。
地域づくりの問題点としては、年齢によって考え方が違うということだ。
高齢になればなるほど、「持続可能」ということは気にしない傾向がある。
30代の私としては、そうは思わない。
「人の流出を止める」地域づくりと、「人の流入を視野に入れる」は必ずしも合致しない。

気仙沼に必要なのは人材だとつくづく思う。


畠山信






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Posted by 森は海の恋人事務局ブログ at 12:00│Comments(0)徒然日誌
 
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