2012年05月17日
防潮堤勉強会
広域の防潮堤等に関する住民の連絡会が何となくある。
会則ができ次第、情報共有の場としての位置づけになる予定。
今日は防潮堤建設に関する勉強会に参加した。
行政からは宮城県、気仙沼市の各担当職員が参加。
住民側からは本吉地区、気仙沼市街地、唐桑地区などから参加者が集まった。
先月実施した唐桑地区防潮堤勉強会の広域版という感じ。
(唐桑地区防潮堤勉強会の内容はこちら)
宮城県からは、やはり「防潮堤の高さ」の説明から始まった。
防潮堤をつくる、つくらないの議論はなし。
住民からは、「計画を作ったあとの説明会ではなく、計画をつくるところから懇談会から一緒にやってほしい」との要望が一番多かった。
事業主である宮城県からは、「説明会」という言葉しか出なかった。
計画をつくるところからの懇談会は考えていないようだ。
宮城県からは、「住民の意見を聞かずに防潮堤を建設することはありません」。
それは当然だが、舞根地区の防災集団移転事業では、行政との話し合いはたった2回だけだった。
つまり、意見は一部の住民からのみ聞いて、「皆さんの合意を得ました」ということも普通に有り得る。
一方で、気仙沼市はかなり柔軟な姿勢に変化してきた。
市職員の方の中には身内を亡くした方も多い。
同じ心境で課題解決に臨める。
立ち上がらない住民にも問題はある。
「分からない」ならば分かるまで聞くことが大切。
どうしても自分たちでできないことがあるのなら、助けを求めればいい。
もの凄く疲れるけども、イライラするけども、
自分たちが生活する地域なのだから自分たちが主体にならなければ何も始まらない。
畠山信
会則ができ次第、情報共有の場としての位置づけになる予定。
今日は防潮堤建設に関する勉強会に参加した。
行政からは宮城県、気仙沼市の各担当職員が参加。
住民側からは本吉地区、気仙沼市街地、唐桑地区などから参加者が集まった。
先月実施した唐桑地区防潮堤勉強会の広域版という感じ。
(唐桑地区防潮堤勉強会の内容はこちら)
宮城県からは、やはり「防潮堤の高さ」の説明から始まった。
防潮堤をつくる、つくらないの議論はなし。
住民からは、「計画を作ったあとの説明会ではなく、計画をつくるところから懇談会から一緒にやってほしい」との要望が一番多かった。
事業主である宮城県からは、「説明会」という言葉しか出なかった。
計画をつくるところからの懇談会は考えていないようだ。
宮城県からは、「住民の意見を聞かずに防潮堤を建設することはありません」。
それは当然だが、舞根地区の防災集団移転事業では、行政との話し合いはたった2回だけだった。
つまり、意見は一部の住民からのみ聞いて、「皆さんの合意を得ました」ということも普通に有り得る。
一方で、気仙沼市はかなり柔軟な姿勢に変化してきた。
市職員の方の中には身内を亡くした方も多い。
同じ心境で課題解決に臨める。
立ち上がらない住民にも問題はある。
「分からない」ならば分かるまで聞くことが大切。
どうしても自分たちでできないことがあるのなら、助けを求めればいい。
もの凄く疲れるけども、イライラするけども、
自分たちが生活する地域なのだから自分たちが主体にならなければ何も始まらない。
畠山信
Posted by 森は海の恋人事務局ブログ at 01:42│Comments(0)
│防潮堤建設について